両親は無年金障害者

両親が無年金障害者となってしまった息子のつぶやき

『2月21日(月) 病名発覚』


 はじめに  ブログを始めたわけ

 

 

入院 2022 その1 その2

 

2月21日 月曜日

 

病院から連絡

主治医から肺炎が間質性肺炎だと分かり、その治療を開始したとのこと

ウイルス性の肺炎と違い原因は不明

免疫力の低下!? 元々の顕微鏡的多発血管炎が影響!?

原因はよく分からないようです

あとで調べてみると、突発性間質性肺炎であれば指定難病にも指定されていました

 

おそらくこの時に最初の延命治療についての説明を受けました

今後、病状が悪化したときにどうしていくかを聞かれました

 

母の場合についてですが…

延命治療とは挿管、人口呼吸器を付けるかどうかということでした

母にも説明はしていたらしく、理解していたかどうかは分かりませんが母の回答はただ『生きたい』という感じだったようです

ただ自分一人では決めきれないらしく、息子にも聞いてほしいとは言っていたようです

 

担当の主治医からは誘導ではないですけれど、と前置きされましたが挿管はお勧めはしないとの事でした

母の場合には透析もありますし、挿管したとしてもそんなに延命出来る保障もない

苦しく辛いだけだと、なかなか状況的には残酷なことになるような旨を聞かされました

 

・挿管自体は治療でなく延命措置なので、挿管したからといってよくなることは一切ない

・母の場合、付けたら外せることはほぼない

・治療ではなくなるので、終末期医療的な施設に移動になる

 

最初の段階でどこまで私が理解できていたのか覚えていませんが、こんな感じだったかな

 

正直、あ〜 また入院か〜

くらいの感覚でしかいなかったので、仕事中に突然の電話で延命するかしないかの答えを出すのには戸惑いがありました

主治医からもいきなりこんな事を聞かれて戸惑うかもしれませんが・・ 的な事を言われたと思います

 

 

私は以前から回復の見込みのない延命的な事は基本的にはしない、と決めてはいました

痴呆になった場合なども、どのように関わりどのような対応を求められるかは分かりませんが、可能であればこれまでよりも積極的に関与はしていかない、という事は考えていました

 

ブログのタイトル通り、母は無年金です

今ままでも光熱費から固定資産税、現金を渡すなど全てにおいて私が一人で支えてきました

基本的に母はどこからかもらえるお金もなければ、持っているお金もすでにありません

築40年近い実家は残りました(父が亡くなった際に色々と調べ、弁護士さんに依頼した事などもありましたが残せました)

 

延命や痴呆に関して多少ドライな考え方になっているのは(現実的に放っておいていいかは別として)経済的な負担や時間的な都合からです

端的な事を言えば、私の人生なので自分のためにお金も時間も使いたい

母よりも二人の子供に時間を使っていきたいからです

 

ただそこは母親、いざ聞かれたとなると本人の希望通りでもいいのではないかな、と思ったりもしました

突然の電話ですし、あまり深くゆっくりと考える時間もありません

主治医との問答の最中に答えを出さなくてはいけません

ただ母の場合は辛いだけの延命になりそうでしたので、しない方向ではあるものの本人の希望通りには的な感じの答えだったと思います

 

担当医からは分かりました、それとなく挿管はしない方向で母と話をしていくとの返答をもらったような気がします

 

 

続きます

 

 

 

 

 

 

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