両親は無年金障害者

両親が無年金障害者となってしまった息子のつぶやき

『血液透析カテーテル留置』3度目の入院 その5

 

はじめに  ブログを始めたわけ

 

3度目の入院 その1 その2 その3 

 

前回はこちら

 

lopapapapa.hatenablog.com

 

 

※本記事は気分を害する表現、刺激の強い表現が含まれます

お食事中の方、心臓の弱い方などはご遠慮ください

 

 

 

倒れたまま動けず、背中でか細い呼吸をしているだけの母

暖房も付いておらず、異臭のする部屋から救急車を呼びました

洋間には窓上に細長い窓(換気用?)があります

とりあえず臭いがきつかったので、そこだけ開けておきました

 

励ますように背中に手をのせ、何か話しかけていたと思います

そして救急車が到着

男性2名、女性1名が来て下さいました

女性の方が「どうしてこんな事になっちゃったのー?」と母に話かけていたのを覚えています

 

動けず全てその場で垂れ流しだったようで、洗面器とタオル、着替えの下着、パンツなどを指示されます

なんとか見つけ出し用意したものの、着替えても汚れるだけで病院でもまた脱がされる

着替えを諦め、毛布にそのまま包んで病院に向かうことになりました

 

その間に電話をしていいか隊員の方の了解を得て、嫁に電話

状況だけを手短に伝えました

 

3人がかりで救急車に乗せられる母

玄関を出たところで、簡単な持ち物を探すため私は2階へ行きベッド回りを確認

携帯電話はベッドに置いたままとなっていました

いつも持ち歩いているカバンは1階にあったのか、2階にあったのか覚えていません

それらをまとめ先ほど開けた上の窓は開けたままにして、救急車に乗り込みました 

 

先ほどと違い、少し意識が鮮明になったような母

こちらの問いかけにも反応します

おそらく助かったんだという安著感からか、話しかけると目からは少し涙が溢れました

 

行き先は定期通院でも通っている河北総合病院

母の病状も分かっている病院で安心しました

ほどなくして到着、母は別室に運ばれていきました

待合室には休日診療で来られている方たちがけっこういます

そこで待っていると隊員の方から、これにて撤収する報告を受けお礼を言いました

 

しばらく待っていると呼ばれて中に入ります

母はそこにはおらず、現在の容態の説明を受けました

 

この段階でどこまでの説明を受けたのかは記憶が曖昧ですが、急性腎不全を起こしており早急に透析の必要があるとのこと

透析を行うにはある一定量の血液を、持続的に透析の機械に送らねばなりません

そのための直径3~4mmの管を体の中心近くの静脈に挿入します

本人の意識が混濁しているので、その同意書にサインをして欲しい旨を伝えられました

 

同意書にサインし、そのやり取りも終わりかけの頃、ストレッチャーに乗せられた母が戻って来ました

 

 

3度目の入院 その6

 

 

 

 

 

プライバシーポリシー お問い合わせ